2019年6月1日土曜日

台湾 徳陽艦を見てきました(旧ギアリング級駆逐艦サースフィールド)④

信号旗のパターンです。

信号室もありました。信号手のお立ち台もありましたよ。

 電探を下からながめます。整備兵とか荒れる海の中であの一番上まで行ったんでしょうね。

海軍は高所恐怖症にはつとまりませんね・・・ 。写真だとそんなに高くないですが、すでに10m以上あります。そのうえ

 見張り台勤務ともなれば大変。右へ左へ揺れて雨風波が吹き付ける中、艦の目となって見張りせねばならないのですから。恐れ入ります。
これは探照灯かな、と思いましたが発光信号機のようです。

なぜか後部ヘリコプター甲板ではお若い方々が『踊ってみた』動画を撮影してました。
youtube探したらあるんじゃないか、これ。台湾ではダンスが盛んです。市内の公園とかでもおばちゃんたちが一生懸命踊ってました。カラオケとか。

後部から。なぜかアメリカ艦時代の名前が残っています。

再見!
おっと最後に、これが信号手のお立ち台です。なぜか結構下にあります。こんな高さで他の艦からみえるのかいな。

台湾 徳陽艦を見てきました(旧ギアリング級駆逐艦サースフィールド)③

 ここは電信室。BGMはモールス音。

『LOVEって打ってみよう』とかかいてありました。

 ワイ伍長もトントンツーツーやったのは言うまでもありません。

こちらも西側艦艇対潜兵器のデフォルト、アスロック発射機。これもどっかから持ってきたらしいです。これは後ろ。

これは前。

 過日、水兵さんたちもここで休憩してたんでしょうか・・・んなわけないか。

内火艇ですね。 荒れる海で出すのはさぞかし大変だったのではないかと。

これなんだと思いますか?対潜ヘリ用の短魚雷の運搬ドリーなんです。
後部甲板へ。こちらにも127mm砲が。

爆雷投下軌条ですね。ホントにただの鉄骨の骨組みです。

もちろん左右2条あります。

台湾国産のCR-201チャフ発射機です。効果のほどはともかく、16連装で発射する様はさぞかし壮観だったのではないかと。

もちろん出典はWikipediaだっ!


こちら艦橋ですね。駆逐艦にしては大き目でしょうか。


舵輪でしょうか。ぐるぐる回せます。

これが速度指示機ですね。右側が前進、左側が後進です。


台湾 徳陽艦を見てきました(旧ギアリング級駆逐艦サースフィールド)②


さっそく艦内に・・・の前に外からとります。なお拝艦料は50台湾元。だいたい200円くらいです。



 この主砲は127mm砲、ほかの艦からもってきたらしいです。


乾舷低いですね。台風の時とかさぞ怖かったでしょう。



上甲板に上がってみます。
 台湾国産の雄飛一型対艦ミサイルの発射機ですが、これも他から持ってきたとの事。イスラエルのガブリエルミサイルにそっくりです。

西側艦艇の基本装備の一つ、Mk32短魚雷発射管。

出典はWikipediaだ!ほかの兵装もみんなそうです。

外皮はほんとベコベコで、風雨に耐えられるのでしょうか。

後ろから。黒いのは後付けなのか、ただの黒いカバーでした。

艦内にはいってみると、 ここは艦長室です。ちゃんと個室になってます。ちなみに艦橋構造物の1F最前部になります。

専用のトイレとシャワーもあるよ!

台湾 徳陽艦を見てきました(旧ギアリング級駆逐艦サースフィールド)①

こんばんは、伍長です。過日、台湾は台南市にある博物艦、『徳陽艦』を見に行ってきました。
米軍から供与された旧サースフィールド駆逐艦、大戦期に建造されたものです。

日本からの行き方としてはカンタンです。もっとも簡単な行き方としては
日本→桃園空港(空路)
桃園空港→桃園高鉄駅(タクシー)
桃園高鉄駅→台南高鉄駅(高鉄)
台南高鉄駅→徳陽艦(タクシー)

日本からでこれだけです。ちなみに高鉄は新幹線のことで、台湾国鉄の駅とは別になります。安くしようと思ったら、バスとか台湾国鉄を使うとどんどん安くなります。

 台南駅ですね。ここは国鉄駅。私は国鉄で行きました。

昔の日本の国鉄の駅もこんなんだったんでしょうね。

到着しましたが、なぜか艦の前のちょっとした公園に軽戦車が。

 こいつはM5軽戦車を改造したM8 75mm自走榴弾砲。M8スコットともいいます。

こちらが改造元のM5軽戦車。M3スチュアートのエンジンを自動車用2基に変更したものとか。







 うん?

 わんわんが戦車の下で寝てました。台湾ってけっこう野良犬が多く道端で寝ていて、結構びびります。